【 ご質問に答えます:Pythonの使い方 】 インストールや、その他の準備に関して
いつもお世話になっております。
株式会社エンカレッジです。
前回、【 GPT-5やGemini × Python 】大容量・機密データを“安全・速く・確実”に回すコツ
▶ https://www.encourage-sol.jp/column/form_sales/20250916_column
このコラムを公開後、「Pythonはどうやって使えばいいの?」というご質問を多くいただきました。
今回は、システムが苦手な方でも迷わないように、
「入れる → 動く → 実務に使う」 の3ステップでご案内します。
Pythonとは、誰でも使える“作業を自動化する道具”です。
プログラム知識がなくても、「AI × Python」で“説明書と部品”をAIが用意してくれます。
✅ 先週の復習:なぜ「AI × Python」が必要?
・社外に持ち出せないデータを、社内で安全に処理したい
・大容量データで、AIにアップロードして処理できない(もしくは処理に時間がかかる)
・インターネットの公開情報で裏取りをしながら、社内の処理に組み込みたい
(例:代表者名が最新かをWebで確認 など)
➡ 設計や下書き、コード案は GPT-5/Geminiに任せて、
実データの実行は 社内PCのPythonで行う構成が安心・高速です。
✅ スタート
1)Pythonを入れる
2)動くか確認する
3)AIに“やりたい作業”を伝えて、手順どおり実行する
——これだけで、社内のExcel処理を安全に自動化できます。
✅ 1)Pythonの入れ方(Windows・かんたん版)
- 公式サイトからダウンロード
▶ https://www.python.org/downloads/
ページの “Looking for a specific release?” → “Download” を押して実行 - インストール時はここに ✅
インストーラー画面のいちばん下:
✅「Add python.exe to PATH」 にチェック → Install Now
※このチェックが無いと、後で「Pythonが見つからない」と表示されます - 入ったか確認(どちらか片方でOK)
・方法A:スタートメニュー →「IDLE (Python)」を開く
→ 白い画面に print(“OK”) と入力して Enter → 「OK」と出れば成功
・方法B:スタートメニュー → PowerShell を開き
→ python –version と入力 → バージョン番号が出れば成功
📷 図解はこちら(GPT-5での解説)
▶ https://chatgpt.com/share/68ca28ec-2344-8001-9e40-1baeacbb2866
✅ 2)実務に使う:AIに“そのまま伝える”文章(コピペ用)
初心者向けに、Windowsで、ゆっくり丁寧に教えてください。
A(自社ファイル)とB(外部ファイル)のExcelを、会社名+都道府県・市区町村で照合し、
Bの「前期売上」「税引後利益」「代表者氏名」「従業員数」 をAに付け足してください。
(株)/株式会社、全角・半角、スペースなどの表記ゆれを直し、
丁目・番地は比較に使わないでください。
手順書と、メモ帳に貼って保存すれば動く実行ファイル(.py)を作ってください。
実行の仕方(どこをダブルクリックするか)と、失敗した時の直し方も書いてください。
ファイルは C:\temporaryFile\userdata.xlsx
と C:\temporaryFile\tdb2025.xlsx にあります。
この処理は、GPT-5やGeminiに直接ファイルをアップロードすれば処理可能ですが、
・外部にアップロードしたくない
・ファイルの容量が大きくて処理できない
という場合に、Pythonの実行ファイル(.py)を社内で使うという形が最適です。
✅ うまくいかない時(怖がらなくて大丈夫)
・エラーが出たら、そのまま コピーしてAIに貼るだけでOK
→「初心者にも分かるように」「Windows向けに」と添えると、やさしく教えてくれます
・よくある原因と対処:
-「Pythonが見つからない」→ Add python.exe to PATH にチェックして再インストール
-「ファイルが開きっぱなし」→ Excelを閉じてから実行
-「場所が違う」→ ファイル保存場所を再確認(例:C:\…)
✅ 安全面のポイント(ここだけ守ればOK)
・機密データはAIにアップしない(手順書とコードだけAIで生成)
・どうしても外に出す場合は、**個人名・住所をID化(匿名化)**してから
・社内共有フォルダの権限管理を忘れずに(誰でも触れる状態にしない)
✅ 補足:社内でよく使われるファイルパスの例
Pythonスクリプトを実行する際、ファイルの保存場所(パス)をどこにするかは非常に重要です。
以下のようなパスを使えば、スクリプト作成・実行がスムーズになります。
・C:\TEMP\
→ 作業ファイル用の一時保存フォルダ。シンプルで扱いやすく、仮データにも適しています。
・C:\Users\(ユーザー名)\Documents\
→ ユーザーのドキュメントフォルダ。定常ファイルの保存先としておすすめです。
📎 ポイント: ファイル名に「処理内容+日付」を含めると、複数ファイルの管理が楽になります。
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