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コラム

株式会社エンカレッジから中小企業様向けに
お役に立てる情報を紹介します。

【 エクセル処理にAIは必須 】 GPT-5またはGeminiで“照合作業”を一気に短縮

いつもお世話になっております。
株式会社エンカレッジです。

前回は、AIツールは、何を使ったら良いのでしょうか?の疑問に答えました。
https://www.encourage-sol.jp/column/form_sales/20250825_column

〖最新版〗生成AIツール比較表(2025年8月中旬版)は、以下より参照下さい。

https://www.encourage-sol.jp/column/form_sales/20250818_column

今回は、GPT-5またはGeminiを使った**エクセル処理(照合・消込・精査)**の実務テンプレをご紹介します。
“そのままコピペして使える”プロンプトをご用意しました。


✅ 顧客データとの照合やその他の消込処理

弊社からお届けする対象顧客リストと、自社の顧客リストの突合は、GPT-5やGeminiなら短時間で完了します。

使い方(概要)

  1. GPT-5 または Gemini に、弊社の「参照データ」をアップロード(Excel添付)
  2. 続けて、自社データ(会社名+住所。住所が無ければ会社名のみでも可)をアップロード
  3. 下記プロンプトを貼り付け、実行

――――――ここから(GPT-5かGeminiへのプロンプト)――――――
依頼内容:
添付した2つのデータの照合(マッチング)を以下の手順で行ってください。

【前処理(正規化)】
• 会社名の表記ゆれを統一(「(株)」「株式会社」等の揺れ、全角/半角、スペース・記号除去)
• 支店/支社/営業所/工場などの付加情報は除去し“法人名本体”で比較
• 住所は都道府県→市区町村までで比較(丁目番地は参考扱い)
【照合ロジック】

  1. 会社名の厳密一致 + 都道府県/市区町村一致 → A欄に「X」
  2. 会社名の類似(ファジー)≧0.85 + 都道府県一致 → A欄に「△」(要確認)
  3. それ以外 → 空欄(不一致)

【出力仕様(新しいExcelを作成)】
• 先頭列A:「判定」(X=一致/△=あいまい/空欄=不一致)
• 理由(例:社名厳密一致、類似0.88+都道府県一致 等)
• 参照キー(正規化社名+都道府県)
• 類似度(小数2桁)
• 正規化後の社名・住所(両データ分)
• 備考(注意点があれば)
一致のみ一覧を別シート「matched」にも出力してください。
――――――ここまで(GPT-5かGeminiへのプロンプト)――――――

この手順で、確実に目検作業が簡素化されます。


✅ データの精査を強化する作業

弊社からお送りした候補データのうち、対象外と思われる企業のスクリーニングも自動化できます。

――――――ここから(GPT-5かGeminiへのプロンプト)――――――
依頼内容:
添付データは、以下サービスのプロモーション先を想定しています。
(自社ホームページのサービスページURLを記載)

【販売先の基準】
• 対象業種:○○業、△△業、□□業 …(ご要望を記載)
• 対象地域:例)関東1都3県/全国 など(任意)
• 規模やキーワード条件があれば明記

【判定と出力】
• 不要と判断した会社:A欄に「X」、不要理由を短文で記載(例:対象外業種/個人/採用専業 等)
• あいまい:A欄に「△」、理由を記載
• 出力はExcel。対象内/対象外でシート分割し、**件数サマリー(対象内/対象外/あいまいの件数)**も付与
――――――ここまで(GPT-5かGeminiへのプロンプト)――――――

この作業により、AIが**“対象外”と“要確認”を自動で振り分け**、そのままExcelをダウンロードできます。

関連コラム:
【 営業先をAIと一緒に見つける方法 】 自社サービスは“どんな企業に売り込むべきか”をAIで調査しましょう。
https://www.encourage-sol.jp/column/form_sales/20250602_column
AIが貴社サービスページを読み取り、ペルソナに合う業種・地域・規模を推定→候補抽出の精度が上がります。

 


✅ ご注意(運用のコツ)

Copilotの制約:Microsoft Copilotは**「添付ファイルの自動処理」不可**。Excel大量処理はGPT-5/Geminiを推奨。
• 個人情報の扱い:機密情報は必ずマスキング。ツール外に出す範囲を事前にルール化。
• 列名の明示:プロンプト内で「会社名列=Company」「住所列=Address」「メール列=Email」など列名を明記すると精度向上。
• 形式の統一:都道府県の正規化(例:東京都/東京)や全角/半角の混在解消で、ファジーマッチ誤判定を大幅に低減。


✅ 弊社の2つのサービスでは、必ず顧客候補リストを作成しています

1件1円の究極のプロモーション
https://www.encourage-sol.jp/startup/index.html

問い合わせフォーム営業
https://www.encourage-sol.jp/standard/index.html

本メールの内容は、**上記サービスで作成されたデータの“精査・照合”**にそのままご活用いただけます。


🆓 無料サポートメニュー

AI活用に不安のある企業様向けに、下記のサポートをご用意しております。
• 🔍 Webサイト診断(営業訴求ポイントをAIが抽出)
• ✍ プロンプト設計のアドバイス
• 🗂 高精度なリスト作成ノウハウの提供
▶ 詳細はこちら:
https://www.encourage-sol.jp/premium/index.html


🔧 営業効率を高めるおすすめAIツール一覧

🔗 主要AIツールリンク集

検索・汎用AI
・ChatGPT:https://chatgpt.com
・Gemini:https://gemini.google.com/?hl=ja
・Perplexity:https://www.perplexity.ai/
・Claude:https://claude.ai/

専門・業務特化AI
・Notebook LM:https://notebooklm.google.com/
・Microsoft Copilot(Web):https://copilot.microsoft.com/
・Microsoft Copilot(Microsoft 365):https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/copilot

その他
・Grok:https://x.ai/
・Genspark:https://www.genspark.ai/
・You.com:https://you.com/

 

著者紹介:堀越 基史

米国の3社のソフトウェアベンダーで営業、そして営業の部長ポジションを10年間歴任した後、株式会社エンカレッジを設立する。 日本とアメリカのカルチャーとの違いを常に意識し続けて、良い部分は取り入れると言った信念より、ミックスされた日本流の独自な営業モデルを確立させる事に成功。 特にパッケージソフトウェアの販売の経験が長く、マーケティング活動からインサイドセールスを活用した営業フォローに関してのノウハウの蓄積は大きい。

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